このたび2泊3日でマニラに行くことになりました。初めて行く東南アジア。果たして治安はどうなのか?食べ物は?水は飲めるのか?
などなど疑問に思うことがたくさん。
旅慣れしていないので、これってどう?と単純に疑問に思ったことを事前知識としてインプットしておきましょ、…と備忘録を記しました。
Contents
マニラに行く前の事前知識
はじめてのマニラ旅行。さて、どんな点に注意したらいいのか事前調査です。
フィリピンの通貨はペソ
フィリピンの通貨はペソです。2018年9月20日現在
※最新レートはこちらでチェック!
フィリピンでは、紙幣が、1,000ペソ、500ペソ、200ペソ(ほぼ回ってこない)、100ペソ、50ペソ、20ペソの6種類あります。
硬貨は、10ペソ、5ペソ、1ペソの3種類と
1ペソより小さい25センチモ(SENTIMO)、10センチモ、5センチモという細かい硬貨があります。
良く流通されているのは、貨幣だと、100ペソ、50ペソ、20ペソ、硬貨だと10ペソ、5ペソ、1ペソ。
計算方法
1ペソ2.08円というと単位が小さ過ぎて、いまいちピンときません。
100ペソ約208円と言えば、なんとなくお金の単位っぽい。
1000ペソ…2,080円
10000ペソ…20,800円
現在のレートが2.08円ならざっと1ペソ2円として、2倍。
10ペソなら20円(10×2=20)
50ペソなら100円(50×2=100)
300ペソなら600円(300×2=600)とざっくり計算。
これだったら数字が苦手でも即計算できます!細かいことは気にしない~。
〇ペソ×2=日本円と暗算すると便利!
ペソへの換金
両替は、日本国内の空港とマニラ空港でできます。
1万円程度の両替であれば、空港がいいでしょう。国内の空港よりマニラ空港のほうがレートがいいようです。
そのほか、大型ホテルやSMモール(ショッピングモール)で両替できます。
私は東南アジアは初めてだったので、安心できる空港で両替しました。
慣れた方は、フィリピン到着後、タクシー代など必要最小限のお金をマニラ空港で両替し、後日ショッピングモール内の両替所で追加両替されてもいいでしょう。
できれば、両替したペソは使い切ったほうがベター。
帰り、マニラ空港で手続きを済ましゲート内に入ると両替するところはありません。(一旦入ると出ることができません)
帰り、マニラ空港で日本円に両替するときは空港入り口すぐの両替所で換金することをおすすめします。
まだお土産品など買物が残っている場合は、空港内の免税店で買い物を済まし、日本に到着後、空港で両替することもできます。ただ私の場合レートはやや悪かったです。
物価は?
1ペソ2.08円で計算すると1万円は4,807.69ペソ。
…と言われても物価がわからないことには始まらない。
では、タクシーはいくら?
初乗りが40ペソ(日本円で112円)、1時間乗って1000円かからないくらいとても安いです。
ミネラルウォーターが20ペソ(約56円)と日本の物価の約3分の1。
治安
フィリピンというと治安が悪いイメージがありますが、実際被害には遭いませんでした。
ただスリや引ったくりが多いのでくれぐれも注意してくださいとガイドさんから何度も念押しされたので、リュックは基本前にからい、携帯や財布はポケットに入れず常に警戒しながら過ごしました。
ホテルやホテルの近くのお店であれば比較的安全です。しかし路地裏にひとりでは入らないようにします。
また飲みに行く場合、夜出歩くときは、数名で行動するようにしましょう。決してひとりでフラフラ歩かないように。
タクシーはまれに遠回りされたり、ぼったくりがあるようですが、ほぼ安全のようです。
【注意】お財布やお金を見せびらかさない
日本のように治安がいいとはいいがたく、スリや引ったくりが多いので、財布やお金は見せびらかさないようにしましょう。
小銭はポケットに入れておくか、カバンの中で見せないように財布からお金を取り出すようにしましょう。
ウエストポーチを活用
ひったりから身を守るために、持ち物は体につけておくほうが安全。肩に引っかけるだけのショルダーバッグは引ったくりの対象になってしまうので、斜め掛けか、リュックなら前にからうようにします。
気候
フィリピンの気候は高温で多湿の「熱帯気候」です。1年中気温の差があまりなく、年平均気温は26度~27度と年間を通じて暖かいです。
またフィリピンには四季がなく、乾季と雨季の2つのみ。
- 乾季…11月~5月
- 雨季…6月~10月中旬
- 台風シーズン…8月~10月にかけて
時差
日本とフィリピンの時差はちょうど1時間。日本のほうが時刻が進んでいるので、現地時間の17:00だと、日本は18:00となります。
水事情
水道の水は飲めません。お腹を壊してしまう恐れがあります。
歯磨きくらいなら大丈夫と思うかもしれませんが、これでお腹を壊す人もいるようです。
必ずペットボトルの水を購入して飲むようにしましょう。
iPhoneの充電
日本の電圧は100Vに対して、フィリピンの規格は220Vです。
もし電化製品を持ち込んで、そのままコンセントに差したら壊れてしまいます。壊れるだけならまだしも感電する可能性も。
もし電化製品を持ち込むなら、変圧器が必要です。事前に準備しておきましょう。
ところが、iPhoneであれば、そのままコンセントにさして充電しても全く問題なし。
iPhoneの充電機の裏側を見てみると、”100~240Vまで対応可能”と書いてます。
さすが世界のアップル社。どの国に行っても使えるようになっているのですね。
ドライヤー
iPhoneはそのままコンセントにさして充電できますが、ドライヤーなどの電化製品を持ち込むときは、変圧器が必要です。事前に準備しておきましょう。
トイレ事情
フィリピンのトイレ事情はどうでしょうか?世界各国トイレのマナーや慣習はさまざま。韓国ではトイレットペーパーを流せないことに衝撃を受けました。
では、マニラはどうでしょう?
事前にリサーチした情報では、
- トイレットペーパーは常備されていないので、ティッシュペーパーを持参すること。
- 便座がない便器があり、その場合は空気イスのように腰を宙に浮かせて用を足すか、便器に足をかけて和式便座のようにしゃがんで用を足す
というものでしたが、行った場所はすべて便座はちゃんとありました。
空港やホテルにはトイレットペーパーは完備されておりますが、ショッピングモールのトイレには設置していないところもあったので、ポケットティッシュを持参しておくことをおすすめします。
私が宿泊したホテルはマニラの最高級ホテルのひとつと言われるマカティ シャングリ・ラ マニラホテルでしたが、1階のトイレ、個室にもウォシュレットはついていませんでした。
喫煙者は注意
喫煙者の方は注意が必要です。歩きたばこや道端での喫煙は、罰金を科せられます。
(同僚は600ペソ、罰金を支払いました。)
必ずスモーキングエリア(喫煙所)で、喫煙するようにしましょう。
必需品&準備しておきたいもの
パスポート
これがないと出国できません。忘れないように一番に準備しましょう。
お金
物価が安いためお小遣いであれば、あまり多く持参しなくても快適に過ごせます。(個人差はありますが…)
ブランド品も日本と価格はあまり変わらないようです。バッタものは多く露店に並んでいました。笑
多く両替するより、使う分だけ両替したほうがいいでしょう。余ったらペソを現地で使い切ったほうがいいですね。
クレジットカード
クレジットカード1枚は必要です。
ローカルレストラン、屋台のような場所では、現金(ペソ)のみで、クレジットカードは使えませんが、飲食店、モール、バーなどではクレジットカードは使えます。
ホテルのチェックインのときにデポジットでカードが必要になるので、1枚は持参しておきましょう。
※ホテルのデポジット
デポジットとは、パックに含まれていない食事代や室内に設置している飲料水などを利用したときの支払い保証のための「預り金」です。
たいていチェックインのときにクレジットカードの提示を求められます。クレジットカードは支払い能力があることを証明する大切な身分証。カードがないと、デポジットを一旦現金で払わないといけません。
ポケットWi-fi
大型ホテルではたいていWi-fi環境が整っています。
ただスマホで地図を見ながら移動したり、外で調べものをしたい場合、ポケットWiFiをレンタルしたほうがずいぶん安いです。
衣類
通年通して夏なのでTシャツ(タンクトップ)と短パンで大丈夫。
羽織りもの
バスなどエアコンが効きすぎているところもあるので、羽織ものを1枚用意していたほうがいいです。
省エネ問題、まったく意識していない…というほどショップや飲食店の冷房はガンガン冷えています。暑くても外出するときは羽織ものは腰に掛けておくことをおすすめします。
折りたたみ傘
雨季シーズンには毎日のように雨が降るようです。スコールのような激しい雨が降ることも。折り畳み傘は雨季シーズンには必需品です。
チェックリスト
チェックリストを作りました。
準備が完了したら「-」をクリック(またはタップ)すると表示「+」になります。
「-」の部分はまだ準備ができていない(または不要なもの)というのがわかります。ぜひご活用ください。
パソコンでは活用しにくいかな?パソコン前で準備してください笑
【状況に応じて】
Note
旅を快適にするには、ある程度下準備は必要。最低知識を身につけて、いざ出陣!楽しい旅をお過ごしくださいね。
関連エントリーはこちら