子どもにとっては一番嬉しいお正月のお年玉。大人は大変ですね。親戚が多いほどその額も膨らみやれやれ…。
とは言え、自分たちも子どもの頃に貰って来たのだから、今度は渡す立場になって日本の風習を受け継いでいくのが使命(やや大袈裟…)
私が子どもの頃は親戚の寄り合いが半端ないほど多く、狭い家に何十人と来て宴会をしていたものです。当然親戚の数だけお年玉がもらえて、1年に1度この時期はホクホクでした。
私は子どもが3人いますが、昔のように親戚の寄り合いが少なくなったように感じます。
せいぜい親兄弟だけの集まりなので、従兄弟の数も少なく、今どきの子どもたちは可哀そうだな…と思いますね。
また、家によってもかなり違ってきます。
私のほうの実家は比較的お年玉だとか祝い事のやり取りがひんぱんですが、夫の実家ではそうでもなく、戸惑ってしまうこともしばしば。
それは割り切って自分たちの家族のルールを作ればいいのです。
お年玉のルール
家族で取り決め
私は妹が1人おり、妹も子どもが2人います。私の子どもたちにとって従姉妹ですね。妹とはお年玉のルールを設け、
- 小学生…3000円
- 中学生…5000円
- 高校生…10,000円
と決めています。ただし、高校生の1万円は負担が大きいので、従姉妹の場合はこの限りではないとしています。
ただよその家と違うのは、親にお年玉を渡していること。
親に渡している?
私の両親はずっと早くに他界した自分の親代わりに支えてくれたおじさん、おばさんに感謝の気持ちを込めてお年賀を渡していました。
おじさん、おばさんと言っても父とはひとまわりほど離れている年齢です。
その様子を見てきたので、その慣習通り、働きだしてからは親にお年賀を渡しています。(ほんの気持ちですが…)
周りに聞くと親にお年玉を渡している人はあまりいませんでした。
というかそんな慣習はないようですね。
そもそもお年玉とは目上の人が目下の人へ渡すものなので、親にあげるのはなんだかおかしいと考えられているようです。
(渡すならお年玉ではなく、お年賀として渡します。)
でも、結婚してからはお姑さんにも渡しています。(舅は夫が18歳の頃他界しているのでお姑さんだけです)
親の性格にもよりますが、成長した我が子がこの1年頑張って親にお年玉を渡せるくらいの位置にいることは少なからずも嬉しいのではないでしょうか?
あまりしきたりや常識に囚われず、ここは
「1年間お世話になりました。また元気で今年もよろしくお願いします。」という気持ちと今までの感謝の気持ちとして渡せばいいのではと思います。
大学生には?
さて今年は長男が大学生になり自宅通いですが、バイトをしながら自分の学校の交通費、携帯代、洋服代、昼食代などすべてやりくりしています。
18歳ともなると、すでに社会人になった子もいる年齢です。
ここは甘やかせてはいけないと心を鬼にして(笑)大学生にはお年玉を渡さないようにしようと夫と話し合いました。
ただ、長男ということもあり、長女が大学生になったときにはその取り決めも緩んでしまうかもしれませんが…。(男は厳しく育てなきゃ!)
そういいながら、私の従兄弟は私の子どもがかわいいらしくちゃっかりくれたりしますけどね…。(笑)
そこは臨機応変に考えていこうと思います。
さて、自分の子ども以外ではどうか…
やはり大学生には渡さないだろうな…。せめて高校生まででしょう。
今年のお年玉は1億円!
今年のお年玉は高校生には1億円あげようかな…。