夏休みに入った高校生の娘が、夕飯の支度をすると名乗りをあげてくれました。
さっそく作ったのが「さばの味噌煮」
これがびっくり…
美味しすぎる…
さばの味噌煮の作り方
娘の工夫①|臭みを取る
魚と言えばあのなんともいえない生臭さが苦手です。
魚好きの夫には申し訳ないけど、あの生臭さがイヤでついつい魚料理は敬遠しがち。
するとしてもゴミ出し日に合わせて魚料理を考える…。
しかし、娘が作った「さばの味噌煮」はまったく魚臭さがありませんでした。
そこには彼女のちょっとした工夫が…。
なんと魚の臭みを取るためにつかったのが、「炭酸水」
最近、我が家にお嫁入りした「ソーダストリーム」で作った炭酸水にしばらく魚を漬け込んで、流水で洗いながして、きれいに水気を切っての下処理をしました。とさ。
娘の工夫②|調味料の配合
煮魚を作るときの黄金の比率をご存知でしょうか?
あの料理研究家の栗原はるみさんのレシピに書いてあり、ずっとこの対比で煮魚を作っています。久しぶりに煮魚を作ったところ母からいつもながらいい味を出しているねと褒められました。
今回、娘が作ったサバの味噌煮もこの対比で作っていたようで、教えていないのにびっくり!
では、秘伝の黄金比とは…
4人分に対して
酒・しょう油……各1/4カップ(50cc)
みりん・水……各1/2カップ(100cc)
生姜……1かけ
これに調理によって砂糖を大さじ1~2杯加えたりしてアレンジします。
娘はこれに味噌を加えて作ったようです。
娘の工夫③|味噌にこだわる
さばの味噌煮といえば、赤味噌。
…と私は思うのですが、今回こってりではなくさっぱりした味わいにしたいとのことから白味噌で作ったようです。
これらの工夫を凝らしてできたさばの味噌煮。作り方をみてみましょう。
材料(4人分)
- さばの切り身…4枚
- しょう油…大さじ4(50㏄)
- 酒…大さじ4(50㏄)
- みりん…大さじ8(100cc)
- 水(炭酸水)…大さじ8(100cc)
- 砂糖…大さじ3
- 生姜…1かけ(スライスする)
- みそ…大さじ4
How to cook
1サバは半分に切り、皮に×の切り目を入れます。
2
鍋に〇の調味料を入れ煮立たせます。
3
皮を上にしてサバを入れ、アルミホイルなどで落としぶたをして5分ほど煮ます。
4
落としぶたを外し、ネギを入れ、味噌を溶いてさらに5分ほど煮込みます。焦がさないように時々ふたを開けて煮汁の状態をチェックしましょう。
5
火を止めて、器に盛りつけたらできあがり♪
Note
煮魚をつくるときの黄金比を知っておくと便利。
栗原はるみさんの調味料の割合は誰が作ってもおいしくできるので、ピンポイントで活用させてもらってます。
ただ夫は甘い煮魚が好きではないので我が家では砂糖の量を加減して作っています。
ぜひ家庭の味に取りいれてみてはいかがでしょうか?