福岡市から車で約1時間ほどの距離にある佐賀市の三瀬村。
脊振山系の南面に位置する三瀬村は、澄んだ空気と美味しい湧水など豊かな自然が拡がるエリア。
蕎麦づくりに適した環境を備えているため、昔からこだわり派のそば職人たちが集まり「蕎麦街道」として多くの観光客が訪れています。
そんな三瀬村、今回はお蕎麦を堪能するべくドライブしてきました。
精進料理「むくの木(むくのき)」

三瀬トンネル(有料道路)を抜けて国道263号を走ると、分かりにくい場所にむくの木はあります。
そのいで立ちはまるで一般家庭の民家。(まさか店舗とは思えない外観)

いや、ここ、ほんと店舗ですか?とまるで他人の家に忍び込んだ気分。

玄関まで来てようやく店舗ということがわかり一安心。
ちなみに今回ナビゲートしてくれた友人は2回目で、私たちの不安をよそにまっしぐらに玄関へ。

一旦待合室に通され、お部屋の準備ができるまでここで待機。

待機中。ペルシャ絨毯がなんともマッチした内装。

ほどなくして奥の座敷に通されました。

日本庭園が一望できるお座敷はとても素敵。

この景色を見るだけでも来た甲斐がありますね。この日午前中は晴れていたので圧巻の景色。

白いコスモスの花が咲いていました。
むくの木「天ぷら蕎麦セット」

本日提供されたのは、「天ぷら蕎麦セット」お一人様1,900円(税込)のみ。
メニュー表はなく、このセットのみなのでしごくシンプル。

まずお漬物が出されました。粕漬けでしょうか。

次に天ぷらが運ばれてきました。かぼちゃの花のてんぷらなんて生まれて初めて食べる。
ほか、アスパラやオクラ、エリンギ、山菜などサクッサクの天ぷら。

セロリのお塩でいただきます。
人生初と言えば、栗の天ぷらも初めて。栗を丸ごと揚げてありホクホクの食感。これはぜひ、食べてみて!と言いたいほど感激。

お蕎麦はつるつるで、ネギの小口切りが細すぎるのに感動。
お蕎麦を堪能したあとは、つゆにそば湯を入れておいしくいただきました。

デザートはお抹茶と和菓子。餡子は甘くなく上品な味わい。もうひとつはザボンの砂糖漬け?思わず懐かしさを感じる甘味。
麦みそ販売

店に入ったとき玄関のところに麦みそが陳列されてあったのがとても気になっていました。
聞くと自家製のお味噌で販売しているとのこと。

私たち一行全員お買い上げ。
むくの木 詳細情報

- 住所:佐賀県佐賀市三瀬村三瀬402-3
- 電話番号:0952-56-2368
- 営業時間:11:30~14:30
- 支払い:現金のみ
- 休業日:不定休
- 駐車場:あり(未舗装)
- 交通:国道263号線、三瀬ループ橋トンネルの佐賀側2kmのところ
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