先日思い切って断捨離をしました。
その中に着なくなったTシャツやサイズが合わなくなったTシャツも含まれていて、ヨレヨレのTシャツはカットしてウエス(雑巾)にしました。
でも結構きれいだけどサイズが合わなくなったTシャツはウエスにするにはもったいない!
子どものTシャツってすぐサイズアウトしてしまいますよね~。
お気に入りなのにピチピチで着られない。またはクラブTシャツでロゴに思い入れがある…。
そんなときは小物に変身させちゃいましょう!
Contents
着なくなった古Tシャツがネットバッグに変身
Tシャツのリメイクはいろいろ多彩に紹介されています。袖をカットしてカッコよくデザインしてみたり、背中に切り込みを入れてみたり…。
若い子ならそういう着こなしもOK。だけどアラフォー、アラフィフ世代にはちょっと…。
Tシャツはもっぱら子どもの古着が多いのですが、思い入れがあったりしてそう簡単に捨てるのも躊躇します。
それで思いついたのが小物!
簡単に出来るネットバッグを紹介します。
カットする作業が楽しい簡単なネットバック
Tシャツをハサミでカットて作成するネットバッグは、作業行程がとても楽しいアイテム。
底の部分だけ縫い合わせたら、あとはザクザクと布をカットするだけ。ミシンがなければ手縫いでも大丈夫。
見た目もおしゃれなネットバッグを作ってみましょう。
用意するもの
- 着なくなったTシャツ…1枚
- ペン
- ハサミ(あればロータリーカッター)
- カッティングマット(ロータリーカッターを使うときに使用)
- ミシン(あれば)
- 糸
※ロータリーカッターよりハサミのほうが切りやすい場合もあり。状況に応じて使い分けて下さい。
Step1:Tシャツをカットする
Tシャツを袖の脇の下から丸くカットします。
そのときに左右対称になるようにTシャツをたて半分に折り、半円の印をつけて、2枚一緒にカットしていきましょう。
Step2:袋縫いをする
カットしたパーツは底の部分になります。
物を入れたときに破れないようしっかり補強するため袋縫いをしましょう。
袋縫いのしかた
「袋縫い」は、2枚の布を外表に合わせて縫ったあとで裏返し、裁ち目を包み込んで縫い合わせる縫い方です。
- 生地を外表に重ねて、できあがり線から外側5mmのところに直線ミシンをかけます。
- 縫い終わったら2mm縫い代を切り落とし、3mmにします。(イラスト:左側)
- 生地を裏にひっくり返します。(イラスト:真ん中)
- 裁ち目をくるむようにできあがり線をミシンで縫います。(イラスト:右側)
ミシンのところを手縫いで行ってもOKです。
この袋縫いは手縫いで作業するときも、ミシン同様の強度を保ってくれる縫い方です。いろいろな場面でアレンジできるのでぜひ習得しておきましょう。
表側からみたところ
画像は表からみた仕上がり具合です。
袋縫いすると、ロックミシンやジグザグミシンをかける必要はありません。
また2回縫うことになるのでしっかりした仕上がりになります。そして便利なのがミシンでも手縫いでも可能ということです。
底を縫うだけなのに、しまい込んでいたミシンを出すのは面倒くさいですよね。手縫いでも強度はしっかりあるのでササッと縫いましょう。
きれいに仕上げるコツは、できあがり線をチャコペンなどで書いておくこと。線に沿って縫っていきます。
Step3:切り取り線を書く
ペンなどで切り取り線を引いていきます。
Tシャツの裾部分がバッグの開口になります。
開口から上5cm、左右15㎝のところに持ち手の線を引きます。
次に網目の線を引きます。
上から10㎝のところから2㎝間隔で上下の線が互い違いになるように線を引きましょう。
Step4:カットしていく
裏表2枚一緒にカットしていきます。
ハサミでもできますが、ロータリーカッターを使うと、きれいで簡単に線を切ることができます。
ロータリーカッターを使用する場合はカッティングマットを敷き、定規をあててカットしてくださいね。
できあがり
かわいいネットバッグのできあがりです。
玉ねぎなどの常温保存する野菜を無造作に入れて吊るすとおしゃれなディスプレイになりますよ。
Note
簡単にできるネットバッグは1枚持っておくと、常温保存する野菜入れに便利。通気性もよく、伸縮性もあるのでフレキシブルに使えます。
お気に入りなのに着れなくなったTシャツは、小物に変身させて引き続き愛用しましょう。