３月26日は、グレゴリオ暦で年始から85日目（閏年では86日目）にあたり、年末まであと280日あります。
３月26日は何の日？
１年365日、必ず誰かの特別な日はあるはず。記念日や有名人の誕生日、この日生まれた方の早見表や特徴など紹介します。
雑学として、ちょっと知っておくと楽しいことを共有しましょう♪
３月26日はカチューシャの唄の日
３月26日はカチューシャの唄の日。
1914（大正3）年３月26日、島村抱月（しまむら ほうげつ、1871～1918年）と、松井須磨子（まつい すまこ、1886～1919年）が興した劇団芸術座にてトルストイ著『復活』の初演が公演されました。
その中で歌われた「カチューシャの唄」が全国的に大流行したことにちなんで、『復活』を初公演した日に一般社団法人松井須磨子協会が記念日を制定。
当時、蓄音機がまだまだ高価な時代、レコードは数千枚売れれば大当たりと言われていましたが、「カチューシャの唄」は２万枚以上売り上げる大ヒット。
歌詞の「カチューシャかわいや わかれのつらさ」は爆発的な流行語となりました。
【松井須磨子について】
松井須磨子は、明治時代に活躍した新劇女優、兼歌手。日本で初めて美容整形した女優ということでも有名です。
二度の離婚、美容整形の後遺症に苦しめられ、彼女の32年の人生は波乱万丈でした。
松井須磨子の本名は小林正子（こばやしまさこ）といい、正子は９人兄妹の末っ子でした。
貧しい家庭だったため、口減らしのため５歳のとき親戚の家に預けられます。しかし小学校卒業後に養父が亡くなったため、実家に戻るも、同じ年に実父も亡くしてしまいます。
その後、17歳で姉を頼って上京し、そこで最初の夫、鳥飼万蔵と最初の結婚をします。
ところが正子が病気がちということを理由に離縁されてしまいます。
そのときに万蔵から性病をうつされ、その病院通いをしているときに東京高等師範学校の学生・前沢誠助と出会い、２度目の結婚をします。
正子が女優に憧れるようになったのは、２度目の夫、誠助の影響が大きかったと言えます。
誠助が東京俳優養成所の講師となったことで、正子も次第に女優を志願するようになります。
ところが、正子の顔は鼻が低くて、顔全体の印象が平坦で華やかさがなく、入学を拒否されてしまいます。
どうしても女優になりたかった正子は、当時の最新技術だった鼻筋に蝋（ロウ）を入れ鼻を高くする美容整形手術を受けます。
これにより、俳優養成学校へ入学が許可され念願の女優となり、「松井須磨子」が誕生しました。
坪内逍遥（つぼうち しょうよう）の文芸協会演劇研究所第1期生となり、文芸協会の第一回公演『ハムレット』でオフェリア役に抜擢され話題を集めました。
順調な女優業とは裏腹に、私生活では家事が疎かになることが多く、誠助と離婚。
その後、『人形の家』の主人公ノラ役に抜擢。その作品の訳者で演技指導をしていた島村抱月との恋仲になります。
ところが、抱月には妻子がいたためスキャンダルとなり、抱月の恩師でもある坪内逍遥の逆鱗に触れ、二人は文芸協会を追われてしまいます。
同年抱月が旗揚げした文芸座で、須磨子は『復活』のカチューシャ役で大当たり。
須磨子が歌った主題歌「カチューシャの唄（復活唱歌）」は大ヒットとなり、日本初の歌う女優になりました。
順風満帆にみえた須磨子の女優人生ですが、次第に影を落としていきます。
それは、美容整形の後遺症。
鼻に注入した蝋（ロウ）は、体温程度でも不安定な状態になり、鼻筋からずれてしまうこともあったと言います。
そのたびに手で押さえていたとのことですが、頻繁に繰り返されるうち、体が拒絶反応を起こし、顔全体が腫れて炎症を起こすこともあったり、痛みで寝込んだりしていました。
当時は蝋を取り出す技術がなかったため、冷水で絞ったタオルで患部を冷やすしかすべがなく、ひたすら耐える日々が続きます。
恋仲にあった抱月にその醜態を指摘されることもあったと言います。
そんななか、須磨子はスペイン風邪に罹ってしまいます。献身的に看病した抱月によって治りましたが、今度は抱月がスペイン風邪に罹り、命を落としてしまいます。
抱月が亡くなった２ヵ月後、須磨子は後追い自殺をしてしまい、彼女の32年の人生の幕は下ろされました。
食品サンプルの日
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３月26日は食品サンプルの日。
日本独自の文化である食品サンプルの販促効果や見た目の楽しさ、思わず注文したくなるその魅力などをより多く人に知ってもらい、将来にわたるさらなる普及と発展が目的で、全国の飲食店の店頭を飾る食品サンプルのパイオニアとして知られるいわさきグループの「株式会社いわさき」「株式会社岩崎」「岩崎模型製造株式会社」の各社が制定。
日付は、３と26で「サン（３）プ（２）ル（６）」と読む語呂合わせから。
３月26日の食に関連した記念日
サク山チョコ次郎の日
3月26日はサク山チョコ次郎の日。
「サク山チョコ次郎」は、サクサクビスケットとミルクチョコレート、ミルククリームを組み合わせた一口チョコビスケット。
コミュニケーションチョコビスケットの「サク山チョコ次郎」の美味しさ、魅力を楽しんでもらうのが目的で、製造販売を手がける株式会社正栄デリシィが制定。
日付は、３と26で「サ（３）ク山チョコ次郎（26）」の語呂合わせから。
毎月26日の記念日
プルーンの日
毎月26日はプルーンの日。
２を「プ」６を「ルーン」と読む語呂合わせから、世界ナンバーワンの生産・販売量を誇るプルーンメーカーサンスウィート・インターナショナル日本支社が制定しました。
骨粗しょう症や骨折予防のため、１日に５～６粒のプルーンを食べるといいようです。
またお腹の調子も整えてくれるプルーン。便秘ぎみの予防・改善に役立ちます。
日本では主に乾燥したプルーンが流通されています。健康増進のために毎日食べるのはもちろん、保存食としても役立ちます。
災害時のストック食品としてカップ麺や缶詰が主食となる場合が多いですが、どうしても塩分過多や栄養が偏ってしまいます。
カリウムが豊富に含まれたプルーンを保存食としてストックしておくと安心です。
ツローの日
毎月26日はツローの日。
かめや釣具株式会社（広島市）が、ひとりでも、仲間とでも、老若男女問わず幅広い層の人に愛されている釣りの楽しさを広め、釣り人をサポートするため制定されました。
26を「釣（ツ=２）ろ（ロ=６）ー」と読む語呂合わせで、1年を通じて釣りを楽しんでもらいたいとの思いから毎月26日をツローの日としました。
3月26日お誕生日の有名人
３月26日生まれの有名人をチェックしてみました。
後藤久美子さん
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YUIさん（FLOWER FLOWER）
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髙木雄也さん（Hey! Say! JUMP）
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そのほか、いしだあゆみさん、京極夏彦さん、柳楽優弥さん、渡辺麻友さん（元AKB48）加納竜さん、石塚義之（アリtoキリギリス）など。
お誕生日、おめでとうございます。
| 12星座 | 牡羊座 |
| 誕生石 | プラチナ |
| 誕生花 | ケマンソウ |
| 運命数 | 11 |
| 長所 | 短所 |
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まとめ
３月26日はカチューシャの唄の日です。
松井須磨子さんの唄声は、少し寂し気で、なんとなく切なさを感じてしまう。彼女の気持ちが伝わってきますね。
そのほか、たくさんの記念日を取り上げました。
一般社団法人日本記念日協会では、ほかにもたくさんの協会認定の記念日があります。興味があればチェックしてみてください。
他にもあなたの大切な記念日なら、ぜひコメント欄で教えていただくと嬉しいです♡
