タンスを処分したい!
しかし問題はどう運び出すか…。
ひとりでは無理だし、エレベーターのない階上の部屋だと2人でも大変。
老朽化して使えなくなったタンス、模様替えをして不要となったタンス、一体どう処分したものか…。その方法を探ってみましょう。
自分にとってベストなのはどれ?
Contents
タンスの楽な捨て方
不要なタンスを処分しようと思ったときに、1番困るのが重さと大きさ。
通常の不燃物ゴミのように手軽に持ち運んで捨てれるものではありません。
捨てるためには運びだ出さなければならず、問題点は1人で抱えて運ぶことができないということ。処分するためには人手が必要です。
そうなると、おのずとそこにコストが発生します。
いかに効率よく処分するか、5つの方法を見ていきましょう。
- リサイクルセンター
- 粗大ゴミとして自治体に回収してもらう
- 不用品回収業者に依頼する
- 引っ越し業者にお願いする
- オークションに出品する
リサイクルセンターでタンスを処分
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捨てるにもお金がかかるご時勢。
コストを考えたときにまず最初に検討したいのがリサイクルショップ。
ほとんどのリサイクルショップは無料査定を行っており、自宅まで見に来てくれます。
タンスによっては引き取ってもらえない場合もありますが、もし買い取ってもらえるならラッキー。
まずは査定してもらい判断材料にしましょう。
情報収集が肝心
見積もりは1社だけでなく、できれば複数の業者から取ったほうがいいでしょう。
業者によって買い取りができるところとできないところ、料金についてもさまざまです。
買取り金額としては、タンスの使用年数や素材にもよりますが相場として購入価格の10~30%くらいと思っておきましょう。
近所のリサイクルショップを調べよう
タンスをリサイクルショップまで運ぶのは大変です。自宅まで査定や引取りに来てくれる業者を探しましょう。
まずは近所にどんなリサイクルショップがあるのか調べてみましょう。
粗大ゴミとして自治体に回収してもらう
最もオーソドックスな方法としては、粗大ゴミとして自治体に回収してもらう方法です。
その流れは、
- 自治体に収集を依頼し、ゴミ処理券の金額と受付番号を確認する。
- ゴミ処理券をコンビニかスーパーなどの取扱店で購入する。
- 回収日当日の朝に指定場所に運び、受付番号などの必要事項を記入したゴミ処理券を見えるところに貼り付ける。
自治体に依頼するメリット
自治体により回収方法は異なりますが、処分にかかる費用は200円~1500円程度が相場。
民間の業者に依頼するよりは断然安く処分できます。
自治体に依頼するデメリット
依頼をして引き取りに来るまで1週間以上かかり、すぐ処分したいときには有効な手立てではありません。
またタンスも回収場所まで運ばなければならない点は大きなデメリットです。
不用品回収業者に依頼する
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タンスが重すぎて回収場所まで運べない、回収日時まで待てないという場合は不用品回収業者を利用すると便利です。
自治体の回収よりも割高になり、相場としてはタンス1点につき4000円~1万円程度となりますが、スピーディに対応してくれ、依頼をしたその日に見積もりに来てくれることもあります。
回収に行くことのできる地域が決まっている場合が多いので事前にホームページや折込チラシなどでチェックして自宅が回収対象地域か調べておきましょう。
少しでも安く充実したサービスを受けたいというときは、【くらしのマーケット】が便利。
サービスを受けたい業者の口コミが掲載されているので、スタッフの人柄や仕事ぶりを予約前に知ることができます。
またくらしのマーケットを経由して利用したサービスに問題があった場合、最大10万円の保証がついているので安心。
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実際にくらしのマーケットで不用品回収をお願いしました。
すこぶる快適で、次回もお願いしようと思う業者さんに出会えました。
くわしくはこちらの記事を参考にしてください。
引っ越し業者にお願いする
もし引越しが決まっているなら、引越し業者に引き取りをしてもらうのもよい方法です。
処分料金は業者によってまちまちですが、場合によっては無料で処分してくれるところもあります。
引越しと同時に処分できるので手間がかかりませんが、引越しをする際にしか利用できません。
回収サービスに対応してくれる大手の引っ越し業者
- サカイ引越センター
不要品の買い取りやリサイクルのサービスを行っています。
- ヤマトホームコンビニエンス
クロネコヤマトの不要家具の買い取りサービスです。廃棄手続きや廃棄料の負担がなくなるサービスを展開しています。
- ハート引越センター
ハート引越センターでお引越しをすると、不用品を無料で引き取ってくれるサービスがあります。タンスについては購入5年以内と目安はありますが、有料で廃棄処分もしてもらえます。
- 日通
委任状を出せば不用品の引き取りを行っているので、申し込みか見積もりの際に相談してみましょう。
オークションに出品する
最近ではオークションもかなり一般的になってきました。
時間に余裕があればヤフーオークションなどのサイトに出品するのもいいでしょう。ヤフオクに出品する場合はYahooプレミアムに入会することが必須となります。
出品の際の注意点
オークションに出品する場合は画像のイメージがとても重要になってきます。
画像では見えないキズなどもきちんと申告しないと後々のトラブルに発展します。
また出品するためには年会費や手数料がかかり、スケジュール管理も必要です。入札終了から発送にかかる日数や、入札がなかった場合の対処方法も事前に検討しておく必要があります。
不要な家具の引き取りサービスを利用する
家具が大型になるほど簡単に運べず処分には困りますね。
買い替えの場合、古いタンスを処分しなければ購入したタンスの置き場に困ります。
しかし買い替えであれば、不要になった家具の引き取りをしてくれる嬉しいサービスのあるショップもあります。
まずは無料で引き取ってくれるショップを紹介します。
BELLE MAISON(ベルメゾン)
ベルメゾンの商品で、「不要家具引取サービス対象商品」であれば、不要になった同じ種類の家具を同数無料で引き取ってくれるサービスです。
しかも引取商品1点につき1000ポイントもらえます。
買い替えを検討しているなら、サイトをのぞいてみてはいかがでしょう?
dinos(ディノス)
購入した商品と同等の品を同数、無料で引き取ってくれるサービスです。
商品お届け時に無料で引き取ってくれます。
インターネットで商品注文の際に無料引取りサービスを申し込むを選択して申込みます。
無印良品
無印でも無料の引き取りサービスを行っていますが、タンスについては残念ながら対象外となっています。
有料で引き取ってくれるところ
家具を購入すると有料ですが安価で引き取ってくれるショップもあります。
新しい家具の配達と同時に引き取ってくれるので運び出す手間がかかりません。
ニトリ
1配送につき3000円で家具を引き取ってくれます。購入した商品と同数量、もしくは同容量まで可能です。家具購入時にお願いすれば手続きしてくれます。
IDC大塚家具
IDC大塚家具では、有料で購入商品の配達時に不要な家具を引き取ってくれるサービスがあります。
引き取り料金については家具によって違うので店頭で確認しましょう。
また引き取りだけではなく、下取りサービスも展開しているので「これも下取りできますか?」と尋ねてみましょう。
タンスを解体してみる
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タンスはそのままだと粗大ごみとして有料になります。
しかし自治体によって違いはあるものの、自分でゴミ袋に入る大きさまで解体すれば、可燃物ゴミとして指定日に出すことが可能です。
タンスは構造をきちんと理解すれば簡単に解体できるようです。
しかし素人が力任せに行うと工具でけがをすることもあります。作業するときは安全性を確認しながら行うようにしましょう。
揃えておくべき道具
■軍手
タンスを解体するときは木屑などが手に刺さらないように軍手をして作業しましょう。
※最新の情報は商品ページをご確認ください
■ パイプ柄石頭鎚
普通の金づちでもいいですが、太鼓張りの板をたたくときに先が小さいと板を割って突き抜けてしまい作業がしにくいこともあります。石頭の金づちは重量はありますが、力を入れず軽く叩くだけでタンスのつなぎ目を楽に解体できるのであると便利です。
※最新の情報は商品ページをご確認ください
■バール(釘抜き)
釘打ちしてあるタンスを解体するときに使います。バールの長さは長いほうが力が入りますが、タンスであれば350mm程度で十分です。
※最新の情報は商品ページをご確認ください
■ドライバー(No.1)
タンスの蝶番には、No.1(1番)のドライバーを使います。タンスの蝶番に使われているビスはサイズが小さいものが多く、市販のドライバーのセットではサイズが合わない可能性があります。
バーコ ノンスパーキングエルゴポジドライブドライバー【8183105】NSB3044300
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■のこぎり
解体が済んで、小さく切断するときに使います。
この場合ののこぎりは普通のものや、あれば電動のこぎりなどが便利でしょう。
電動のこぎりは普段からDIYをするのであれば持っておきたい道具のひとつです。
新興製作所 シンコー SHINKO 電気ノコギリ ARS-180A
※最新の情報は商品ページをご確認ください
タンスの解体後あまり使用しないなら、切れ味のいいのこぎりを1本用意しましょう。
電動よりも労力はいるものの作業は困難ではありません。(個人差あり)
のこぎり ノコギリ 糸のこ 玉堂 防錆袋入り細工鋸斜切120ミリ
※最新の情報は商品ページをご確認ください
タンスを解体するポイント
1:板の合わせ方を確認
タンスを解体するには、タンスがどのように作られているのか構造を知ることが大切です。
基本的には、一番上の板である天板が上に乗るように差し込まれており、一番下の板底板は左右の板にはさみ込まれた形でつけられていることがほとんどです。
接合は、ねじによるものとダボといって穴に差し込んで接着剤で固定しているタイプに分かれます。
2:ねじを外す
戸などがある場合は最初に外し、箱状にしてから天板を外していきます。
ダボで固定しているタンスの側面は太鼓貼りという合わせ板の構造をしているので、支え木のあるところを狙って叩くのがポイントになります。
3:切断
パーツが解体できたら、あとはゴミに出せるような大きさに切断していきます。
Note
タンスを処分するのにポイントとなるのは時間です。
時間に余裕があれば自治体に回収してもらうのが一番安く処分できる方法です。
しかし一番に試したいのはリサイクルショップに無料査定してもらうこと。仮にNOなら次の手を考えればいいし、YESなら逆にお金がもらえるという嬉しい結果に。
解体も自力でできるならチャレンジしてみてもいいですね。