フライパンの寿命を延ばすには温度がポイント。おすすめラインナップ

フライパンはどのくらいの周期で買い換えていますか？

どうせ消耗品だから、安いのを買って頻繁にやり変えよう…という考えの方、

はたまた、フライパンはいいものを買い、長年使って愛着のあるものにしたいと考える方…。

人それぞれだと思います。

 

どちらかと言えば、私は後者よりなのですが、それでも２～3年が限度のように感じます。

ただひとつだけお値段の高いものを持っており、それはもう15年くらい使っております。（ここにきてこびりつくようになってきましたが…）

 

そもそもフライパンの寿命はどのくらいでしょうか？

長く持たせるコツは？

 

フライパンを長く持たせるコツ

フライパンがくっつく

オムライスを作っていて、最後のフィニッシュ、卵を巻くときに卵液がフライパンにこびりついて中身のチキンライスが見えてしまった…。

ぐにゃ～

全然おいしそうじゃない…。という残念な経験をしたことってありますか？

 

私もう、これ、しょっちゅう(￣д￣)

思わず、イラっときてしまいます。

 

これが、鉄のフライパンなら話は分からなくもないですが、テフロン加工されているフライパンでもこびりついてしまいます。

 

テフロンも鉄と同じ

「くっつかない」「焦げない」が売りのテフロン加工なのに
どうしてくっついてしまうのでしょうか？

 

これは使い方にポイントが隠されています。

 

テフロン加工のフライパンも元をただせば鉄。

鉄製のフライパンにテフロンを付着させて作られています。

そして、これはずっとくっついているわけではなく、
次第に剥げていくことから、鉄のフライパンと同じ状態になっていきます。

 

ポイントは温度

実は食材がフライパンにくっつくのは、温度に関係がありました。

 

炒める食材はおもに肉や卵などたんぱく質が多いと思いますが、そのたんぱく質が金属と結合する温度は約80℃。

 

つまり、80℃程度の状態のときに、食材を入れるとくっついてしまいます。

 

また、80℃以上になったからと言って、食材を入れたらこびりついた！という場合は、吸着水が関係しています。

 

たんぱく質が結合するためには、水も必要となり、水を含んだ食材を入れることによって、一時的に温度も下がり、吸着水によってさらにくっつきやすくなってしまいます。

 

なので、調理の前に充分にフライパンの温度を上げてあげる必要があります。

 

ただし今度は200℃以上になると、食材が焦げてしまいます。

 

よく中華料理店のコックさんが鉄なべに豪快に油を回し入れて調理しているシーンがありますが、これには理由があります。

 

油をたくさん使うことでこびりつきをなくしているという見かたもありますが、

実は、「回し油」と言って、フライパンに油を回すように入れることによって、温度を120℃から180℃になるように調整しているのです。

 

なので、80℃以上、200℃以内で調理するのがくっつきを防ぐベストな方法と言えるでしょう。

 

フライパンの寿命を延ばすには？

今やフライパンは、テフロン加工のものを使用している方が多いようですが、だいたい寿命は2～3年というところですか。

長い方で10年以上という方もおられるようです。

 

これはフライパンそのものの素材や、使用頻度にもよりますが、日々の使い方も寿命を延ばすポイントとなります。

 

ここで、再三触れる温度。

 

実はフライパンは強火で空焚きをすると、寿命を短くしてしまいます。

 

フッ素加工やテフロン加工のものは、強火にすると表面の皮膜がはがれやすくなってしまいます。

樹脂塗装は400℃を超えると熱分解が起こると言う報告があります。

 

テフロン加工のフライパンを高温にしすぎると、フッ素樹脂加工が剥がれるだけでなく、有毒ガスを発生する危険性が…。

 

 

なので日ごろから強火で空焚きしないように調理すれば、フライパンの寿命は延ばせ、安全に使うことができます。

 

ガスかIHか

IHではガス専用のフライパンは使用できないというのは、なんとなくわかりますよね。

では、その逆は？

つまりガスコンロにIH対応のフライパンは使えるのでしょうか？？？

 

答えは、Yes　or   No!

 

IH対応フライパンとひと口に言っても、実は種類があります。

1. IH対応フライパン
2. IH非対応フライパン
3. IH専用フライパン

１と２はガスでも使用できますが、３についてはガスでの使用はできません。

 

厳密に言うと、できなくもないですが、すぐに使えなくなります。

 

IH用のフライパンは底面に鉄やステンレス板をはさみ込んで作ってあり、電磁誘導により十分発熱する素材で作られています。

ガスの火のほうが、IHよりも火力が強いため、フライパンのコーティングが悪くなってしまいます。

 

ただ、最近はほとんどがIH対応、ガス火OKと謳っているので、ほとんどのものが大丈夫です。

購入の際は、きちんと表示を確認して買いましょう。

 

こびりつきが激しくなったフライパンの利用法

食材がこびりついて、いよいよ使えなくなったという場合、やはり新調するかと思います。

 

安いフライパンなら消耗品と割り切ってリニューアルすればいいですが、奮発して購入したフライパンはなかなか捨てれないものですよね。

 

安心してください。

まだまだ、使えますよ～。

 

これは、私がいつも購入するお店の勤続年数12年のベテランフライパン担当の方に聞いたのですが、

 

古くなったフライパンは、クッキングシートを敷いてお魚など焼くときに使ったらいいということです。

なるほど…。

 

でも、新しいフライパンではやらないでください、ということでした。

あくまでも捨てるフライパンの利用法として使用しましょう。

 

おすすめフライパン

柳宗理 鉄フライパン

柳宗理 鉄 フライパン 日本製

※最新の情報は商品ページをご確認ください

長年愛され続ける老舗のブランド、柳宗理。

使う人目線に立ち「使いやすさ」を基準に 品質、機能性、デザインがバランスよく両立し、
時代にあった形で使い続られるアイテム。

鉄フライパンは鉄の熱伝導率の良さ、フタとの相性を基軸として
IH（電磁調理器）にも対応しつつ、こびりつきにくいフッ素加工に似た機能も取り入れています。 

 

ビタクラフトプロ(Vita CraftPro) 打出しフライパン

ビタクラフト×山田工業所 プロ打出しフライパン27cm ( 0324 )( キッチンブランチ )

※最新の情報は商品ページをご確認ください

鉄を数千回、叩き締める「打出し」という日本唯一の技術で作られたフライパンです。

丈夫で、油なじみがよく、使いやすいのが特徴です。

 

【リバーライト】 極ROOTS

【212キッチンストア】 J2326 リバーライト キワメ ジャパン 厚板フライパン26cm

※最新の情報は商品ページをご確認ください

鉄フライパンの利点を生かしながらも、特殊熱処理（窒化鉄）でサビにくいフライパンです。

使いはじめの空焼きや、面倒なお手入れ不要。

 

【パール金属】 ブルーダイヤモンドコートフライパン

ブルーダイヤモンドコート フライパン 28cm ガス火 IH対応 ライズ パール金属

※最新の情報は商品ページをご確認ください

キズに強く、少量の油で調理ができる丈夫で人気な特殊加工ブルーダイヤモンドコート
金属ヘラも使える強力な3層コーティング！

 

ティファール　チタン エクセレンス 

【ふるさと納税】6層チタンエクセレントコーティング　ティファール　キッチンウェア　インジニオ・ネオ　IHルビー　エクセレンス6点セット

※最新の情報は商品ページをご確認ください

６層「チタンエクセレンス」コーティングで耐久性を実現。

 

京セラ セラブリッドフライパン

【エントリーでポイント10倍】京セラ セラブリッドフライパン 炒め鍋 28cm 軽量モデル IH対応 CF-28FB-WBU

※最新の情報は商品ページをご確認ください

軽くなって新登場 軽量タイプIH・オール熱源対応。
熱伝導の良さを遠赤外線効果で省エネ調理。
熱回りが良く、ムラなく素早くフライパン全体に熱がいきわたるので、経済的で環境にも優しい。
汚れがついても、さっと流すだけで簡単にとれるから、お手入れ簡単。